No.289

Linked Modules Vol.6
今回もたくさんのお客様に観ていただくことができました。
武藤さん、平生さんと、「面白そうだから一緒にやりましょう」の一言で始まり、手探りで始めたこの企画ですが、なんだかんだと6回目を迎える事ができたのは、お力添え頂ける方々と、観に来てくださるお客様、そして、思いに共感して集まってくれる出演者のお陰です。

今回は初めて劇伴に武藤さんがいないという形で、打ち合わせの段階では内心不安だったのですが(武藤さんのギターが好きなので)、サックス野道さんと、ジャンベ野口さんという力強い方々が助けて下さり、凄く良いものに仕上がったと思います。

しかし、サックスとジャンベという大きい音を出すための楽器なのに、なにを思ったか、しんみり話すシーンを沢山書いてしまったのが悔やまれる。
普通にやったらどんなに声の大きい人でも絶対負けると思うのですが、お二人とも、ものすごくセリフを気にしてくださって、キチンと届くように演奏してくださいました。本当に感謝しています。

野道さん、野口さんには稽古中から参加していただきました。打ち合わせを重ねる中で、野道さんには「つまりあれだよね。音楽は音楽で成立してて、芝居は芝居で成立してて、でも一緒にみると一つに見えるみたいなやつがいいんだよね」みたいな言葉をいただいて、「まさにそれです!」ってなったのが忘れられません。

まさにそういうのがこのイベントやろうと思った動機だったから。

対して2部は一切の打ち合わせをせず、本当にinとoutだけの伝達だったのですが、なんというか、もう完璧。 なんなんだろうあの人たち。2日目に大森さんが入る事で、1日目とはまた違う感じになって。それもまた良かった。

大森さんも、見た目凄い強そうなのに、セリフ聞きながらの入り方が凄く繊細で、凄くカッコいい。あと、今回の脚本はホラーテイストだったのですが、実はホラーが苦手らしくて、凄く不安がっていたと聞いて、失礼だけど笑ってしまった。(ビックリさせてごめんなさい(笑))

ホラーテイストという事でお客さんには見えないト書きの部分でちょっと遊んでて、ラヴクラフトという作家のクトゥルフ神話シリーズでよく出てくる言葉を折り込んで書いてたんだけど、ベースの荒川さんに、「ウェイターはナイラルラトホテップなんですか?」って言われて、ひっくり返った。僕だけが楽しいための遊びで、あわよくば武藤さんも喜んでくれるかな。程度のノリだったので。(笑)
アイデアロール成功。SANチェック。

ヤドサガシはにまるさんとは妖怪好きというところで、嬉しくなってしまって、初対面なのにいっぱい喋ってしまった。完全に気持ち悪い人みたいになってしまった。

語りだすと2日くらいはかかってしまうくらい濃密で楽しい2日間だったなあ。

終わった後にもお客さんがサッといなくならずに、結構残って話してくださってて、それも嬉しかったし、以前のLinked Modulesに出演してくれた方が、「あの時出来たつながりが今も続いているので、出演できた事を感謝しています」と言ってくれて最高に嬉しかった。

やるたびに、好きな人達が増えていくし、ここでできたつながりは確実に僕の宝物なんだけど、それを他の人にもあげれていたって事がなんともいえずに誇らしい気持ちになりました。

楽しかったことや、感謝すること、全部書いていたら、余裕で3万文字くらいは超えてしまいそうなので、このへんで。

ライブ出演者のみなさん、ペインターの横井さん、観に来てくださったお客さま。
バレンタインドライブ野村さん初めスタッフの方々、PAまことさん。
共同主宰の武藤さんと平生さん、そして演劇をつくりあげてくれた仲間たち。
関わって下さった全ての皆様と、残念ながら関わる事のできなかった全ての皆様に感謝を込めて。ありがとうございました。

さらに先に進むために。